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「2軍にもこんなにいい環境が…」DeNA藤浪晋太郎32歳の“知られざる今”「ありがたく感じています」日本復帰から1年、記者が驚いた藤浪の“ある表情” 

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佐井陽介

佐井陽介Yosuke Sai

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photograph byJIJI PRESS

posted2026/07/07 11:03

「2軍にもこんなにいい環境が…」DeNA藤浪晋太郎32歳の“知られざる今”「ありがたく感じています」日本復帰から1年、記者が驚いた藤浪の“ある表情”<Number Web> photograph by JIJI PRESS

DeNA2年目。2軍で戦い続ける藤浪晋太郎の現在とは?【全2回】

「5回途中8失点」でもコーチが褒めた理由

 藤浪は今季ここまでファームで10試合に登板し、防御率2.25の成績を残している。40イニングを投げて39奪三振、15四死球。課題の制球面に関しても、及第点といえる数字を記録している。右手負傷から復帰後、試合を作れなかったのは6月13日の楽天戦だけだ。しかも、この登板に関する首脳陣の評価も決して悲観的なものではなかったのだという。

 5回途中で1被弾を含む被安打9で8失点(自責5)。分かりやすい数字だけを見ればかなり苦しい投球内容にしか映らないが、入来祐作2軍チーフ投手戦術・育成コーチらの見立ては違った。

「コーチの方々からは『いいボールを投げられていた』『初球のストライク率もめちゃくちゃ良かった』と声をかけてもらいました。結果だけでなく課題や内容を鑑みながら指導してくださるので、やりやすいです」

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 藤浪は現在、どんどんストライクゾーンに投げ込んで有利なカウントを作り続ける「カウントアップ」を強く意識している。その点、楽天戦の初球ストライク率は計22打者に対して19回の86%で、四死球もなかった。味方の失策からの悪い流れを止められなかったところに改善点は残るが、取り組んでいる作業についてはクリアできていた、というスタンスだったのである。

 野球の試合では時にこういう結果も起こり得るけれど、長期で見れば、丁寧にファーストピッチストライクを投げ続ける、ひたすら1ボール2ストライクを作り続けたら数字は良くなる。だから今日は悪くなかった。そんな論理的な分析が、右腕からすれば心地よいのだろう。

藤浪の言葉に、取材記者は驚いた

 現状について一通り話を聞き終えると、今度は生で投球を目に焼きつけたくなった。

 7月1日。筆者は藤浪が先発する横須賀スタジアムに向かった。

 6回を96球でまとめて被安打3、6奪三振2四球で無失点。

 上々の投球内容に本人も納得しているだろうと想像しながら、暗がりの駐車場で右腕を待った。すると、藤浪は真っ先に反省の言葉を並べ始めたから、驚いた。《つづく》

#2に続く
「そこはちょっと不満です」今季1軍登板なし、DeNA藤浪晋太郎が本音を明かした「(球速は)もっと出せるよなって…」日本復帰から1年、32歳の現在地

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