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テレビに映らない大谷翔平:番記者日記BACK NUMBER
大谷翔平の登板延期で騒然とする一方で“W杯に熱視線”ファンも…ドジャース遠征の“仮住まい敵地”で記者が体験した「メジャーらしくない」光景とは
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柳原直之(スポーツニッポン)Naoyuki Yanagihara
photograph byNaoyuki Yanagihara
posted2026/07/06 17:01
アスレチックスが“仮住まい”としているサター・ヘルス・パーク
取材の合間になると、記者仲間が次々とサクラメント限定グッズを買っていく。サター・ヘルス・パークは、あくまでアスレチックスの仮住まいだ。来年以降、ドジャースがここで試合をする可能性は高くないと言われている。「もう来ることはないかもしれない」。そんな思いが、多くの記者をレジへ向かわせていた。
実は私も、オールスター期間中に買い物をするつもりで、この遠征では財布のひもを締めると決めていた。それでも最後は我慢できなかった。気づけば、タワーブリッジをあしらったステッカーとワッペン、さらにワッペン付きのキャップを手に取っていた。
どこか温かな「仮住まいのメジャー」
初日は「黄色い橋」くらいの認識だった。その橋が街の象徴であることを知り、歩いて渡り、毎日眺め、最後には記念に持ち帰りたくなった。それは単なる買い物ではなく、この街で過ごした3日間を持ち帰るような感覚だった。
テレビや写真を見ているだけでは、この球場の空気までは伝わってこない。だからこそ、現地へ足を運ぶ意味がある。サクラメントで過ごした3日間は、そのことを改めて教えてくれた。タワーブリッジのグッズを見るたびに、あの少し不思議で、どこか温かな「仮住まいのメジャー」を思い出すのだろう。〈つづく〉
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