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じつは「クロスを増やせ!」だけではなかった…名将アンチェロッティが証言した“ハーフタイムの指示”「いずれゴールは入る」敗者森保ジャパンの誤算
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byAFLO
posted2026/07/02 17:10
ブラジル代表カルロ・アンチェロッティ監督(67歳)。CL史上最多5回優勝、史上初の5大リーグ制覇の記録を持つ名将
「前半は、より多くのチャンスを探すうえで問題があった。なぜなら、日本がかなり引いて、後ろを固めていたからだ」
「(前半は)中盤の4人で優位性を持ち、ライン間でプレーし、前線の選手へ縦パスを通す狙いだった。しかし、それはうまくいかなかった。日本がピッチの内側を非常によく閉じていたからだ」
ブラジルにボールを持たせても、中央は閉める。ライン間で自由に前を向かせない。5枚の最終ラインを敷き、低いブロックで待ち構える……森保監督の狙いがハマり、佐野海舟のスーパーゴールも生まれ、ブラジルを苦しめていた。
じつは「クロスを増やせ」だけではなかった
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そこで、CL史上最多5回の優勝を誇る名将はハーフタイムに修正を加える。
「後半はより多くのクロスを入れ、より多くの選手がペナルティボックス内に入るようにした」
アンチェロッティのこの証言が、後半のブラジルのプランを読み解く出発点になる。前半のプランが不調に終わったアンチェロッティは中央に固執しなかった。後半は外を意識させ、より多くのクロスを入れる。そのうえでボックス内により多くの選手を入れる。実際にブラジル代表のクロスは前半が11本、後半はその倍以上の25本を記録し、まさにクロスから同点ゴールが生まれた。
ただし、アンチェロッティの指示は単なる放り込みではない。ハーフタイムに「クロスを増やせ」と言った名将は、同時に「辛抱強くいこう」と語りかけた。再びアンチェロッティの証言である。
「ハーフタイムには、焦らずに辛抱強くいこうと言った。ゴールはいずれ入る、早いか遅いかの違いだと。重要なのは、試合を難しくしないためにバランスを保つことだった。そしてチームは本当にそれをよくやったと言わなければならない」
名将は、攻撃の圧力と守備のバランスを同時に管理していた。「(後半は)相手のトランジションを防ぐための警戒をうまく管理できた」とも語る。後半の攻勢がハイリスクな総攻撃ではなかったことが分かる。
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ハーフタイムの指示を、ブラジル代表選手たちも証言している。
同点ゴールをアシストしたCBガブリエル・マガリャンイスは、0-1とリードされたハーフタイムでのアンチェロッティの指示を問われ、証言している。

