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遠藤航離脱で「またも緊急招集」のFW町野修斗とは何者? ドイツでの苦闘と成長に貴重証言「僕はどんな時でもポジティブに物事を捉えられる」
text by

中野吉之伴Kichinosuke Nakano
photograph byKiichi Matsumoto
posted2026/06/13 17:24
MF遠藤の離脱で追加招集されたFWの町野修斗。前回カタール大会でも追加招集だった町野のこの3年間の成長を追った
キール時代にこんなことを口にしていた。思うように出場機会を手にできないことはある。試合に出てもチャンスに絡めないこともある。チャンスがあってもゴールが遠い時だってある。焦りがないわけではないが、そんな時こそ心持ちが大切だ。
元日本代表FW岡崎慎司が「結果が出てないときこそ、自分へ矢印を向けるべき。練習から思い切りの良いプレーがいかに出せるかが大事」と話していたことについて尋ねてみると、町野も「練習からやらないと、試合で良くても使ってもらえない。日々の練習から全力でやる必要があります」と、語っていたのを思い出す。
自分自身の成長を信じ続けた町野は、日本代表が今大会出場を決めた25年3月のアジア最終予選バーレーン戦でピッチに立った。ドイツへ戻った直後のマインツ戦後に、2年ぶりとなる代表復帰についてこんな風に振り返っている。
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「日本のトップレベルの中にもう一度戻るというので刺激を受けてきました。2年間選ばれずに悔しい思いをしてきた。少ない時間でしたけど試合に出れて、W杯を決める瞬間にも立ち会えた。ポジティブに捉えて、次のチャンスをつかみとれるようにしたいです」
常に前向きな性格の強み
どれだけ苦しいことがあっても、下を向いているわけにはいかない。たとえどれだけの失望をしても、希望を捨てるわけにはいかない。町野がもつ前向きな性格はそのなかで、大きな助けになっていた。
前出の佐藤も、町野のパーソナリティについてこう話していた。
「ワールドカップで結果を残すためにはもっともっと改善しなきゃいけない、まだまだ満足できるレベルじゃないっていう話をいつもしてます。
彼は何を言われてもポジティブに受け入れられるという性格なのが大きいですね。コミュニケーションも一人で全部とっています。何かあったら他の選手に聞いたり、そういうコミュニケーション能力もかなり身について、どんどんヨーロッパサッカーにアジャストしてきています」

