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遠藤航離脱で「またも緊急招集」のFW町野修斗とは何者? ドイツでの苦闘と成長に貴重証言「僕はどんな時でもポジティブに物事を捉えられる」
posted2026/06/13 17:24
MF遠藤の離脱で追加招集されたFWの町野修斗。前回カタール大会でも追加招集だった町野のこの3年間の成長を追った
text by

中野吉之伴Kichinosuke Nakano
photograph by
Kiichi Matsumoto
ワールドカップ開幕を目前に控えた日本代表に激震が走った。キャプテンだった遠藤航が負傷の影響で離脱し、同時に代表引退を表明。急遽加わることになったのが、FW町野修斗だ。町野は、前回の22年W杯カタール大会でもメンバー発表直後にDF中山雄太が負傷したため、代わりに追加招集されている。
「緊急招集男」、町野修斗とはどんな選手なのか?
派手なスターではない。それでも監督やチームメイトから信頼され続ける理由がある。
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シンプルにまとめると、どんな逆境の中でも最後まで希望を見失わず、チームのためにあらゆる仕事を貫徹できる選手だからだ。
キール時代を知る男の証言
カタールW杯後の2023年夏にドイツ2部リーグのホルシュタイン・キールへ移籍した。海外移籍は簡単ではない。まずその国で戦うベースを身につけ、適応しなければならない。
元日本代表分析スタッフで、今はキールで同職を務める佐藤孝大が、当時の町野についてこう話していたのが印象的だ。
「彼自身は代表をターゲットにして、常に意識しています。だから何としても点を取らなきゃいけないっていう部分が2部の頃からあった。でもひとつプレーをして終わりじゃなくて、フォワードにもタスクが色々とあるわけです。ブンデスリーガというのは基本的に80〜90kgある選手が時速34〜35kmでぶつかってくる世界。そうした、負荷がとても高いプレーが続くなかでも、頭の回転を落とさずに、判断クオリティを高いレベルで安定させるのは本当に大変なんです」
現代のサッカーではFWでも様々なタスクを同時に、連続で、交互に高いレベルでこなせなければならない。得点以外にも多くの仕事がある。
本人はできていると思っていても、映像を見返してみると状況判断でずれが出ていたりする。町野はそうした課題と必死に向き合い続け、大きな成長を遂げてきた。佐藤が振り返る。

