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「まるで別人」ドジャース佐々木朗希が“防御率6.35→2.55”のナゼ「急改善した15.71」「フォーク2球種化だけでなく…」V字回復に潜む意外なデータ
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広尾晃Kou Hiroo
photograph byAP/AFLO
posted2026/06/08 17:01
佐々木朗希はドジャースで、ロッテ時代に見せた支配力をマウンドで発揮しつつある
・フォーク
2025年 33.5% 球速136.6km/h 回転数492 被打率.146 被本塁打0
2026年 14.2% 球速137.1km/h 回転数596 被打率.219 被本塁打2
・スプリッター
2025年 なし
2026年 20.9% 球速145.2km/h 回転数971 被打率.154 被本塁打1
MLBのデータでは昨年、佐々木はフォークしか投げていなかったが、今年はフォークとスプリッターを投げている。スプリッター(スプリット・フィンガード・ファストボール)とフォークは、日本では同義語のように思われているが、MLBでは球速が速いのが「スプリッター」、それより遅いのが「フォーク」だ。
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回転数が1000以下のこの2つの球種は、ともにボールが急落する印象を与える。フォークが緩急の違う2つの球種に分化したことで、打者はより的が絞りにくくなったと考えられる。球速が8km/hも違うことから、佐々木は意識してこの2球種を投げ分けているのでないか?
被打率が1割台、もう一つの球種とは
そのうえでもう一つの球種も「有効な球種」になりつつある。
・スイーパー
2025年 16.3% 球速132km/h 回転数1869 被打率.250 被本塁打0
2026年 なし
・スライダー
2025年 なし
2026年 21.7% 球速139.2km/h 回転数2034 被打率.184 被本塁打1
スイーパーは大谷翔平の持ち球だが、横への変化量が大きい。これに対してスライダーは縦方向への変化が大きい。同系統の球だが、佐々木はこの球種も自身の投球傾向に合う形で「ブラッシュアップ」したのだろう。
今年の佐々木は、スライダーをフォーシームに次いで多く投げているが、被打率は.184とぐっと向上。「使える球」に進化させた。ロバーツ監督の「投球の幅を増やせ」というオーダーに対して、佐々木は苦しみながら球種を開発し、それぞれを特徴のあるボールへと磨き込んだのだ。日々、戦いながら「ピッチングデザイン」をしたといえよう。
じつは“増えた+減った”興味深いデータとは
データをさらに見ていこう。

