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八村塁レイカーズ残留か?「彼は本物のレーザーだ」“好きじゃない3ポイント”を磨いた3年半、プレーオフ敗退も“進化”を証明するNBA歴代1位の数字
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宮地陽子Yoko Miyaji
photograph byLuke Hales/Getty Images
posted2026/05/18 11:06
プレイオフでも存在感を発揮したレイカーズ八村塁(28歳)
2023年1月、レイカーズに加入したときに当時アシスタントコーチだったフィル・ハンディ(現ダラス・マーベリックスAC)から、NBAで生きのび、試合にインパクトを与える選手になるためには3Pが鍵になると言われたのがきっかけだった。
レブロン・ジェームズのようにディフェンスを引き付けることができる選手がいるチームでは、彼からのパスを受けて3Pを決められるかどうかで、試合に出られるかどうかが決まる。そう言われて真剣に練習に取り組んできた。試合で打つような、チームメイトからのパスを受けての3Pを磨いてきた。
「彼は本物のレーザーだ」
2年前にコーチ陣が入れ替わり、ハンディがチームを去った後も、八村のシュート力を信じ、それを伸ばすことに力を注いだコーチがいた。アシスタントコーチのボー・ラベスケだ。
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JJ・レディックHCによると、2年前、レディックがレイカーズのヘッドコーチとしてシーズンの準備を始めた頃に、コーチ陣の間で八村のシュート力が本物かどうかを話しあったことがあり、そのなかでラベスケACは八村のシュート力は本物だと強く推したのだという。
「誰とは言わないけれど、その時はまだ彼のシュート力を信じていなかったコーチもいた。でも、今では私たちはみんな彼のシュート力を信じている。彼は本物のレーザーだ」(レディックHC)
『レーザー』とは、自らも名シューターだったレディックHCが、エリートレベルのシューターを表すときによく使う表現だ。八村が『レーザー』になったことは、八村自身にとっても、チームメイトにとっても効果が高かったと、レディックHCは言う。
「ルイにとって、シューティングは変革的な成長だったと思う。それによって彼は非常に効率のいいスコアラーになり、チームメイトのためにスペースを作り出すこともできるようになり、ベンチに戻すのをためらうほどだ」とレディックHC。
その結果として、八村が出場した試合の勝率が高い(レギュラーシーズン全試合で勝率64.6%なのに対して、八村が出場した試合では69.1%)ことも指摘している。



