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久保建英「とても苦いです」アシストだけでない復帰戦MVP〈カメラ目線ピース+同僚の赤ちゃんに笑顔〉〈肩と太もも周りが大きく〉レンズが捉えたすべて
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中島大介Daisuke Nakashima
photograph byDaisuke Nakashima
posted2026/04/16 11:01
久保建英はソシエダでの3カ月ぶりの実戦で即アシストという結果を残した
ゴールを決めたオスカルソンだけではなく、復帰早々アシストをマークした久保を祝福する仲間たちの姿があった。
〈久保建英が復帰早々、決勝弾アシストでソシエダ勝利〉
そんな見出しが頭の中に浮かび始めていた。しかし――。
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試合終了目前の93分、ソシエダのセルヒオ・ゴメスが退場してしまう。すると97分、数的劣勢を強いられたソシエダは同点弾を許してしまった。
人数が少ない中で苦し紛れに久保の元へ放たれたパスは五分五分、もしくは背後からパスカットを狙い定めていた分だけ相手に分があったか、ボールを奪った相手は即座にカウンター攻撃に移った。迎え打つソシエダ守備陣も数は揃っているように見えたが、強い雨の中で後一歩の足を伸ばす力が残っておらず、跳ね返すことができなかった。
ブーイングが響くスタジアム、崩れ落ちる守備陣、そして久保もまた呆然と立ち尽くすしかなかった。
MVPもドローに「とても苦いものでした」
3-3で終了を迎えた後、選手たちはサポーターの前まで挨拶に向かった。
その中で、悔しさを隠しきれない久保の姿を撮影できた。
久保は復帰早々の一戦でこの試合のMVPに選ばれ、このように語っている。
「最後に同点に追いつかれてしまったことは、とても苦いものでした。でも2度追いつき、逆転したことも考えると、最近あまり起きていなかったこと、チームは良くなっていっていると思う」
また試合中、久保がアップのためにピッチサイドへ姿を現すと大きな歓声が飛び、途中出場でピッチへ入った際には、スタンディングオベーションに近い拍手が送られた。
そんなサポーターへ向けても、こうコメントを残している。
「ピッチに入る際、拍手をもらい愛情を感じられることはいつだって素晴らしい。今日は運良くアシストをすることができたけど、数字や出場時間を積み重ねていかなければならない」とコメントしている。
今週末には国王杯決勝が待っているソシエダだが、そのことについて久保は「個人的にラ・レアルで何度か準決勝に進んだことはあるが、決勝に進んだことはない。プロとして初の決勝なので、優勝して皆でそれを楽しみたい」とコメントした。
カメラ目線でポーズ+同僚の赤ちゃんを見て笑顔
この試合の現地撮影取材の雑感、取材後記を徒然と。



