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元横綱稀勢の里 二所ノ関親方が徹底解説
第38回:義ノ富士「皮膚を鍛えるとは」
posted2026/04/08 09:00
text by

二所ノ関寛Hiroshi Nishonoseki
photograph by
Takayuki Ino(Illustariton)
今回は、初土俵から2年足らずで前頭筆頭まで番付を上げてきた、義ノ富士関を取り上げます。
春場所では、綱取りを狙っていた安青錦関に勝った一番が印象に残ります。いったんは懐に入られて下手を許したものの、そこからパワーで上体を起こしにいきました。起こしておいてから休まずに出し投げで相手のバランスを崩し、そのまま寄り倒し。義ノ富士関のパワーとうまさが光る相撲となりました。この内容を見ても、大器であることは間違いありません。
日大相撲部時代に学生横綱など9冠を達成し、幕下最下位格付け出しでデビューしたのが2024年の五月場所。ただ、最初から順調だったわけではなく、幕下通過に5場所を要し、当初は学生時代の実績に比べて物足りない印象がありました。
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