相撲、この技、この力士BACK NUMBER
元横綱稀勢の里 二所ノ関親方が徹底解説
第39回:佐田の海「地味な“四股”の秘密」
posted2026/05/09 09:00
text by

二所ノ関寛Hiroshi Nishonoseki
photograph by
Takayuki Ino(Illustariton)
佐田の海関は5月に39歳を迎えますが、この年齢になっても関取として第一線で活躍できるのは、それなりの理由があるからに他なりません。
そのひとつが、四股です。土俵下から佐田の海関の四股を見ていると、「ああ、これは相撲をものすごく考え抜いた力士の四股だ」と思わされます。
そもそも力士はなぜ、四股を踏むのでしょう?
実は関取にもよく理解していない力士がいます。それは決して土俵入り前のルーティンではなく、自分の体幹の「軸」を作るべく、力士は四股を踏むのです。佐田の海関は私と似た考えを持っている気がしたので、巡業中に四股について聞いたことがあります。そのときに私とまったく同じ「四股哲学」の持ち主だということが分かり、嬉しくなりました。
こちらは雑誌『Number』の掲載記事です。
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