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「大ちゃん(高橋大輔)やゆづくん(羽生結弦)とは違う自分の強みって何?」宇野昌磨が語る『Ice Brave』にかけた想い…ランビエルコーチや本田真凜とも共演
posted2026/03/10 18:00
自身がプロデュースしたアイスショー『Ice Brave』についての想いを語った宇野昌磨
text by

野口美惠Yoshie Noguchi
photograph by
Asami Enomoto
まさに、宇野昌磨の第二の人生が始まったといえるアイスショーだった。昨年6月に「Ice Brave」が愛知で開幕し、11月の京都公演からは「2」に、そして千秋楽の新横浜公演は「Special Edition」(1月30日~2月1日)と、内容を変化させながら駆け抜けた。宇野はこう振り返る。
「僕が思い描いていた通りのショーになりました。1から2へ、そしてSpecial Editionではステファン(・ランビエルコーチ)も再び加わり、僕の勝手なイメージですけれど、ストーリー性が生まれたかなと。感謝の気持ちや、僕の今までの軌跡をこめた、1年間の総まとめといえるものが出来ました」
ショーをやる時に宇野昌磨が考えたこと
振り返ればNumberでは、昨年4月に宇野が登壇するトークショーを開催し、「Ice Brave」に向けての構想を聞くことから始まった。その場では、こう語っていた。
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「僕がショーをやるとなった時にまず考えたのが、大ちゃん(高橋大輔)、(浅田)真央ちゃん、ゆづくん(羽生結弦)とは違う自分の強みって何だろう、ということ。セットリストを選んでいくと、力強い演目が残り、自分に自信があるのはそういう演目だったんだなと、改めて気づきました」
昨年6月の愛知での初演では、宇野が座長を務める初のショーということもあり、ファンは熱狂的な声援でメンバーを迎えた。宇野は初演後、こう話していた。
「お客さんの声援が本当にすごかったです。昨夜は『もっとこうしたらいいかな』とか考えていたのですが、今日始まる前にはメンバーに『失敗してもいいから楽しく』と話しました。試合とは違うので、お客さんにもメンバーにも楽しんで欲しいです」
ショーにはいくつかのコンセプトがあった。まずは宇野の過去のプログラムを演じていくことで、現役時代を振り返る。その中で、宇野とランビエルによる共演や、ランビエルによるソロ演技、メンバーによる群舞などで、思い出に新たな魅力を加えていく。そして新しい挑戦としては、本田真凜とのアイスダンスと、陸のダンサーによる振り付けのナンバー『Narco』だ。
「昌磨が“イケメン”の男性を演じる」
まず、3バージョンの公演を通して一番変化を見せたのは、『Gravity』だろう。これは世界選手権を連覇した2022-23シーズンのショートで、ランビエルが振り付けたもの。それを「1」ではランビエル自身が演じ、こう話した。


