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「体重61キロ→“20キロ”増量」「1日6食生活」木原龍一の“知られざる肉体改造”ウラ側…三浦璃来を投げ上げる“強靭な筋肉”を生んだ「最大の原動力」
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松原孝臣Takaomi Matsubara
photograph byAFLO
posted2026/03/06 11:04
りくりゅうの美しい演技の裏には、木原龍一の知られざる肉体改造があった(写真はミラノ五輪フリー)
2019年から三浦璃来と組み、2022年北京五輪を迎える頃には、体重はシングル時代の61kgほどから「20kgくらい増えました」。服のサイズも「昔はSでしたが、XLです」。時間をかけて、体を作り替えていった。
コロナ禍のトレーニングに見えた“真摯さ”
その後、もうひと変化が加わる。2023-2024シーズン、腰椎分離症と診断されると、早期の復帰を目指し、栄養面でできることはないかと模索し、食関連のサービスを専門とする会社に栄養管理のサポートを依頼する。
アドバイスを受け、幅広い食材を組み合わせて栄養をとるようになっていった。
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食に加えて、トレーニングへの取り組みにも力を注いだ。
2020年、新型コロナウイルスによりトレーニング施設が一時閉鎖されるなどして練習場所を失うと、自分の部屋に器具をそろえ、どこかに通わなくてもトレーニングできる環境を整えた。そこには肉体改造への情熱と、どんな状況でも怠らず励もうという真摯さがうかがえる。
大幅な体重増はむろんのこと、見た目にも大きく変化した体は、食とトレーニングに要因があり、長年継続してきた成果でもある。
失敗すれば、パートナーに大ケガをさせる競技
当初の、とにかく量を食べる試み、質を重視して鶏肉ばかりを食べる試み。いずれも実行するのは容易ではない。苦痛ですらある。トレーニングもまた、地道なものだ。
それでも実行してきて今日につながっている。その努力の支えになっているのは、ペアを組む相手への責任にほかならない。高く掲げてそこから落としてしまえば、大怪我につながりかねないからだ。
例えば2018年の国際大会で、アメリカのペア、アシュリー・ケイン/ティモシー・ルデュクが演技中、リフトで失敗したためにケインが頭から落下、失神するアクシデントがあった。
また、これはアイスダンスの例になるが、2022年北京五輪代表の小松原美里が2019年、練習中の転倒により脳震盪その他外傷を負い、2度にわたるリハビリのため、いくつかの大会の欠場を強いられたことがある。
また公表はしなくても、練習中に落下した経験を持つペアの女子選手はまれではない。


