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「そういえば現役ドラフトの日だ」阪神→ロッテ移籍の井上広大が振り返る“運命の1日”「岡田彰布監督と“ハイタッチ未遂”…あれは心残りです」
posted2026/01/25 11:00
現役ドラフトで移籍したロッテの入団会見で力強く拳を突き上げる井上広大
text by

梶原紀章(千葉ロッテ広報)Noriaki Kajiwara
photograph by
SANKEI SHIMBUN
「もう関西には戻らない覚悟でここに来ました。この移籍を自分の人生のプラスにしたい。千葉で成功したい」
身長189cm、体重100kgを誇る巨体の若者は力強く、ハッキリとそう宣言した。
「ラストチャンスだと思って…」
昨年12月17日、ZOZOマリンスタジアムにて井上広大外野手の入団会見が行われた。現役ドラフトで阪神タイガースから千葉ロッテマリーンズに入団することになった大阪出身の24歳。履正社高校から2020年、ドラフト2位で地元の人気球団であるタイガースに入団し、期待を一身に受けて6年間プレーしてきた。
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「ラストチャンスだと思って活躍する。マリーンズで、ずっとプレーしたい。そういう想いがあの発言になりました。そして活躍することでオレはここまできたぞ、というのをお世話になったタイガースの方々に見てもらいたいという思いがありました」
それはプロ野球人生における大きな転機。年明けの1月、鹿児島県鹿屋市で自主トレに励んでいる井上は、移籍が決まった時の心境をそう振り返った。
人気球団・阪神選手ならではの“宿命”
タイガースで過ごした日々は、幸せな時間だったと言う。
「生活しづらかったのは事実です。家から一歩出ると、こんなボクですら、すぐに分かってもらえて、注目される。タイガースって、こんなに知名度があるんだなあと改めて思った」

