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「オオタニはボンズ並み」ロバーツ監督もフリーマンも“お手上げ”ドジャース大谷翔平の超人的パワー「すごい才能」「正直、わからないよ」

posted2025/11/07 06:02

 
「オオタニはボンズ並み」ロバーツ監督もフリーマンも“お手上げ”ドジャース大谷翔平の超人的パワー「すごい才能」「正直、わからないよ」<Number Web> photograph by Nanae Suzuki

大谷翔平の圧倒的なパワーには、ドジャースの仲間も感嘆する

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NumberWeb編集部

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Nanae Suzuki

大谷翔平の才能について、ドジャースの関係者や仲間たちはどう語ってきたか。LA地元紙の記者が追った記事の凝縮版をお届けします。

とにかくすごい才能だよ

 ドジャースがワールドシリーズ(WS)連覇を果たした2025年ポストシーズン、大谷翔平は8本塁打を放ち、メジャー史上初となるWSでの二刀流出場も果たした。一方でナ地区シリーズではサウスポーをぶつけてくるフィリーズの戦略に苦しみ、打者として18打数1安打と封じられた。その結果を受けてデーブ・ロバーツ監督が「このパフォーマンスのままではワールドシリーズは勝てない。打席を改善しなければ。修正してくれると期待している」と苦言を呈したのは、日米の野球ファンの間で話題になった。

 とはいえ、指揮官は基本的に大谷の才能を常に買っていた。ロサンゼルスの大手地元紙『Los Angeles Times』の記者陣は、常にその言葉を拾い続けている。

「史上最高の野球選手になるかもしれないね」

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 ドジャース加入直後の大谷翔平に対して、ロバーツ監督はこのように口にしたことがある。その言葉通り、2024年の大谷は、開幕2カ月で驚異的な成績を残している。打率.358、長打率.676、OPS1.102はいずれもキャリアハイ。13本塁打11盗塁32打点のペースは、MLB史上初となる「50-50」の達成をすでに予感させるものだった。

「よく思うんだ。私は史上最高の野球選手のそばにいるんだな、って。とにかくすごい才能だよ」

バリー並みだな

 そんなロバーツ監督は、現役時代に自身のチームメートだった大スラッガーの名を出して、大谷をこう評したことがある。

「バリー並みだな」

 バリーとは2000年代最強のパワーヒッターとして知られる、バリー・ボンズである。

【次ページ】 フリーマンが“お手上げ”になったワケ

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