平尾誠二の名言
これから7年、W杯を成功させるための方策を考え、知恵を絞っていけば、これからの時間が楽しくなる。
平尾誠二(ラグビー)
2012年6月、神戸製鋼コベルコスティーラーズの一同は釜石市を訪れ、釜石シーウェイブスとの合同練習を実施した。当時GM兼総監督の平尾さんは、東日本大震災の被災エリアを見てこう話したという。「僕らも、阪神・淡路大震災のときは灘浜グラウンドが瓦礫の山、廃材置き場になっていた。その光景を思い出します」。その夜、同市で開かれた2019年W杯誘致に向けたタウンミーティングで「リスクだけ考えたら、そもそも日本でW杯をやること自体リスクです」と前置きしながらも、ラグビーの街・釜石で公式戦を開催することが復興への一歩となると熱弁した。釜石鵜住居復興スタジアムでウルグアイvs.フィジーが開催されたのは、平尾さんのような情熱を持った人がいたからこそだ。
Number914・915号(2016/11/04)
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