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「短期間で劇的にレベルアップするとしたら…」指導した2校が同時に甲子園出場…“27歳社会科教諭”のコーチは何をした？「ここ一番に本性が出る」

posted2025/08/26 11:00

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安倍昌彦Masahiko Abe

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JIJI PRESS

　沖縄尚学の初優勝で幕を閉じた今夏の甲子園。大舞台での熱戦が続いたが、中には意外な経歴を持つ指導者も。北北海道代表として甲子園の土を踏んだ27歳の青年コーチは、これまで指導した2校が同時に全国大会へ出場するレアケースとなったそうで……？《NumberWebレポート全2回の1回目／つづきを読む》

　2025・夏の甲子園大会。

　初戦で広陵高（広島）に1対3で惜敗した旭川志峯高。

　北北海道大会を勝ち上がって甲子園にやってきたこのチームには、実はこの大会に「2校」を引き連れてやって来た若き指導者がいた。

　旭川志峯高野球部・原田脩副部長（27歳）。

　具体的にいえば野球部ではコーチ役で、学校では社会科を教える先生でもある。

　原田先生は、旭川志峯高が「旭川大学高校」という校名だった頃に内野手として活躍。国学院大でも野球部で内野手。

　高校野球の指導者を志して香川・尽誠学園に赴任し、コーチ、寮監、社会科教員として4年間勤務。

　そしてこの春、4月の新学期から、母校・旭川志峯高に戻ってきた。

　つまり、この夏甲子園大会に出場した尽誠学園の3年生、2年生は入学以来指導してきた教え子たちであり、母校・旭川志峯高の選手たちも、まだ4カ月ほどの付き合いではあるが、正真正銘の教え子たちなのだ。

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