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甲子園の風BACK NUMBER
エースは「東大志望で夢は弁護士」…春大会で“甲子園準優勝校を撃破”《京大58人合格》京都の中高一貫進学校が躍進のナゼ「冬にあえて体を絞って…」
posted2026/07/13 17:01
今年の春季大会で甲子園準優勝経験のある京都成章を破った洛星高校。約3人に1人が京大へ進学するという進学校の躍進の理由は?
text by

沢井史Fumi Sawai
photograph by
Fumi Sawai
7月に入り、日本の各地で甲子園につながる地方大会が始まりつつある。激戦区・京都でここ数年、躍進が目立つある進学校がある。それが中高一貫の洛星高校だ。今年の春季大会で、かつての甲子園準優勝校も破って見せた“秘密”はどこにあるのか。《NumberWebインタビュー全2回の2回目/最初から読む》
“中高一貫の進学校”が躍進のワケは?
今夏の京都府大会にシード校として挑んでいる洛星高校が、初戦となった2回戦の京都廣学館戦に勝利し、好スタートを切った。
洛星高校は、高校からの進学枠は設けていない完全な中高一貫校だ。府内有数の進学校として知られ、25年度は東大に7名、京大に58名が合格している。当然ながら、一般的な印象は野球よりも勉強のイメージが強い。
だが、そんな“異色のチーム”の注目度が一気に増したのは、今春の府大会で甲子園準優勝経験のある京都成章を3-2で下して8強入りし、夏大会のシード権を手にしたからだった。一昨年の夏の府大会でベスト8に進出したこともあり、今春の快進撃も相まって、徐々に周囲の見る目も変わってきている。
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一方で、中村好邦監督は春の府大会の戦いを冷静に受け止めていた。
「春にああいう風に勝てて夏のシードは取れましたけれど、春と夏の戦いはまったくの別物。今のままでは夏に勝ち上がれないよ、という話はチームの中でよくしてきました。でも、普段からやっていくことは変わらないので、自分たちができることをしっかりやり続けていく。そこはもう、徹底して言い続けて足元は見つめ直しながらやってきました」

