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今夏の甲子園「なぜかレフトにエラーが多い問題」のナゾを追う…選手に聞いた“意外な理由”の正体は?「定位置付近はバウンドが…」

posted2025/08/17 17:01

 
今夏の甲子園「なぜかレフトにエラーが多い問題」のナゾを追う…選手に聞いた“意外な理由”の正体は?「定位置付近はバウンドが…」<Number Web> photograph by BUNGEISHUNJU

時に「魔物が棲む」とも言われる甲子園球場。今大会はレフトに妙なエラーが目立つが…果たしてそこに魔物はいるのだろうか?

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田口元義

田口元義Genki Taguchi

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 連日盛り上がりを見せる夏の甲子園。高校生とは思えぬ好プレーの数々が見られる一方で、当然ながら時には守備でのエラーが起きることもある。そんな中で今大会、妙に目立つのが外野の「あるポジション」の選手のミスである。平時ではありえないプレーが起きやすく「魔物が棲む」と言われるこの時期の甲子園ではあるが、果たしてそこに理由はあるのだろうか? 実際に選手たちに話を聞いてみた。《NumberWebレポート全2回の1回目/つづきを読む》

甲子園には「魔物が棲んでいる」

 甲子園球場には「魔物が棲んでいる」と、まことしやかに言い伝えられている。

 例えば1993年の久慈商だ。

 徳島商を相手に7回まで7-0と大量リードしていながら、8回に一挙7点を奪われ同点とされると、9回にサヨナラで敗れた。「歴史的大逆転負け」の代表的な一戦として、取り上げられることが多い。

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 98年の宇部商もその類に属する。

 豊田大谷との試合。延長15回裏の満塁の場面で、2年生エースの藤田修平によるサヨナラボークで無情の結末を迎えた。

【次ページ】 今夏の甲子園…魔物は「あのポジション」に!?

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