「藤浪が名前を明かした」藤浪晋太郎マリナーズとマイナー契約のウラで、昨年から指導を仰ぐ球界関係者…NHK解説者が語る「藤浪はかなり信頼している」 

「正直、小笠原はマイナー契約だと思ったけど、今回メジャー移籍した選手のなかでは一番いい契約だったんじゃないかな。代理人が頑張ったこともあるんだろうけど、高めのボールのスピン量が評価されて、まだ伸び代があると見られたらしいね。ナショナルズは今はチームが弱いから、先発の可能性も出てくる。本拠地のワシントンDCは春先は寒いから、怪我だけには気をつけてほしいね」

　逆にメジャーから中日へ移籍したのが、ユニオル・マルテ（元フィリーズ）である。マルテはメジャー通算102登板で、クローザーとしての役割が期待されている。

「正直、解説をしていてもマルテはあんまり印象に残っていない。個人的には、こういうメジャーで投げていた選手より、マイナーから日本に来る投手のほうが活躍するイメージがあるね。とはいえ、マルテは30歳だからまだ成長はすると思う。中日のクローザーとして期待したい」

ADVERTISEMENT

　キャンプを終え、日米の各球団がどのようなチームになっているのか、楽しみにしたい。

＜《昭和のプロ野球キャンプ》編から続く＞