大谷翔平だけじゃない！ 佐藤輝明、近藤健介、ソフトバンクは球団ごと…NPB選手も“続々参加→覚醒”ドライブラインの日本上陸は甲子園も変える？

　ドジャース・大谷翔平選手が通ったことで一躍有名になったシアトルの科学的野球施設「ドライブライン・ベースボール」。満を持してこの9月には日本への上陸も発表した。

メジャーリーガー以外に日本からも続々、選手が

　実は先んじて多くの日本人プロ野球選手もドライブラインを訪れている。

「契約選手だけではないんですが、昨オフには阪神の佐藤輝明選手や日本ハムの清宮幸太郎選手などもシアトルまで来てくれました。ソフトバンクはチーム全体をサポートしているので、総勢10人くらいで来ていましたね」

昨オフにシアトルのドライブラインを訪れたという阪神の佐藤輝明と日ハムの清宮幸太郎　©Nanae Suzuki / Hideki Sugiyama

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　そう語るのはドライブラインのアジアマーケティングを担当する日本人スタッフの榎本詩生氏だ。榎本氏は現在、ドライブラインのアジア進出のための業務に従事するとともに、日本からNPB選手らが現地に来る際にはそのアテンドなども務めているという。

「きっかけは色々だと思いますが、選手同士の口コミも大きいようです。『あの選手が良いと言っていたから……』という感じで、日本のプロ野球界でも影響力が大きくなっているのは感じますね」

　もちろんその施策がすべてではないのだろうが、施設を訪れた選手の成績は概ね好調だ。

　佐藤輝は打率、本塁打、打点ともにチーム2位の成績を残しており（※以下、各選手の成績は9月25日時点）、チームの中核打者としての地位を固めている。進出が濃厚なポストシーズンでも大きな期待がかけられることになるだろう。

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