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大谷翔平と鈴木誠也の“メジャーでも息ピッタリ”な関係性…話題の釣りパフォーマンス後、取材陣に見せた“大谷イジリ”「翔平にやり返しました」
text by
笹田幸嗣Koji Sasada
photograph byJIJI PRESS
posted2023/06/15 11:01
再会を果たし、試合前に談笑する大谷翔平と鈴木誠也の同級生コンビ
ともに3安打も、21年にメジャーMVPを獲得した大谷は誠也の頭上を越える16号本塁打を放ち貫禄を示した3連戦となった。誠也も大谷の凄みを口にした。
「やっぱり雰囲気ありますよね、打席での雰囲気は大きいですし、なんかこう『わぁ~』って思いましたけど。僕はあいつの本性を知っているんで(笑)」
更にこう言葉を続けた。
「会った時はよく話します。でも野球のことは教えてくれないんですけど(笑)。なんなんですかね。バッティング教えてって言っても全然教えてくれないんで、“ケチ谷”って呼んでます(笑)」
悪戯っぽい表情を見せながら誠也は報道陣を通し“大谷いじり”を楽しんだ。
大谷は誠也“ケチ谷”発言にどう答えた?
翌日、誠也の“ケチ谷”発言を大谷に伝えた記者がいた。一瞬ではあったが大谷のほっぺたが膨らんだように見えた。しかし、気を取り直し、落ち着いて、大谷らしく返した。
「初めて聞きました(笑)。まぁ、(バッティングを教えてとは)言われましたけど。僕も教えられるようなバッティングはしていないので。お互い頑張りたいなと思います」
この日、大谷は三塁打が出ればサイクルというほどの大暴れ。4打数3安打で17号2点本塁打をかっ飛ばした。
「教えられるようなバッティングはしていない」
この言葉を聞き、誠也は何を思ったのだろうか。ふたりの再戦を楽しみに待ちたい。
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