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「5段階評価」でポルトガル勢の今季総括 “5点満点”守田英正はメディア・監督が「献身的」と絶賛! 代表復帰の相馬勇紀、GK中村航輔も… 

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沢田啓明

沢田啓明Hiroaki Sawada

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photograph byKiichi Matsumoto/JMPA

posted2023/06/13 17:00

「5段階評価」でポルトガル勢の今季総括 “5点満点”守田英正はメディア・監督が「献身的」と絶賛! 代表復帰の相馬勇紀、GK中村航輔も…<Number Web> photograph by Kiichi Matsumoto/JMPA

カタールW杯メンバーだった守田英正と相馬勇紀。所属するポルトガルリーグでどんなシーズンを過ごしたか

冬の移籍で加入、相馬の成績はどうだった?

<FW藤本寛也(23、ジウ・ヴィセンテ、元東京V):★★★>
(リーグ)34試合3アシスト、(欧州カンファレンスリーグ予選)4試合、(国内カップ)6試合1得点1アシスト、<合計>44試合1得点4アシスト
市場価格:200万ユーロ(約3億円)→変動なし

 左足から絶妙のパスを繰り出すゲームメーカーで、スペースへ走り込んでゴールも狙う。

 2020年7月、東京ヴェルディから期限付き移籍し、シーズン途中からレギュラー。昨年7月、完全移籍した。

 昨季は、35試合に出場して3得点3アシスト。今季はリーグ戦全試合出場を果たしたが、厳しいマークを受けて決定機にからむ回数が減った。やや伸び悩んだ感があるが、まだ若いだけに来季のブレイクスルーに期待したい。

<MF相馬勇紀(26、カーザ・ピア=名古屋から期限付き移籍、元名古屋、鹿島、日本代表):★★★>
(リーグ)18試合2得点1アシスト、(国内カップ)1試合1アシスト、<合計>19試合2得点2アシスト:3
市場価格:90万ユーロ(約1.4億円)→120万ユーロ(約1.8億円)

 今年1月に6月末までの期限付き移籍。2試合目で1得点1アシストの大活躍を演じ、その後も全試合に出場した。チーム成績は18チーム中10位とまずまずで、来季もポルトガルでプレーを続ける意向のようだ。

田川、邦本、渡井は終盤にやや苦しんだ

<CF田川亨介(24、サンタクララ=FC東京から期限付き移籍、元鳥栖):★★>
(リーグ)27試合2得点1アシスト、(国内カップ)3試合、<合計>30試合2得点1アシスト
市場価格:100万ユーロ(約1.5億円)→80万ユーロ(約1.2億円)

 屈強なストライカー。昨年1月、FC東京から期限付き移籍した。昨季はリーグ終盤に先発出場する機会が増え、12試合に出場して5得点をあげた。今季は、序盤は先発出場が多く、昨年10月の第9節スポルティング戦でスルーパスを引き出して今季初得点。しかし、その後は出場機会が減った。

 チームは最下位に沈み、2部へ降格した。期限付き移籍は6月末で満了し、退団が濃厚。オランダのクラブへ移籍する可能性が報じられている。

<MF邦本宜裕(25、カーザ・ピア、元福岡、慶南、全北現代):★★>
(リーグ)24試合1得点2アシスト、(国内カップ)2試合0得点0アシスト、<合計>26試合1得点2アシスト
市場価格:92.5万ユーロ(約1.4億円)→100万ユーロ(約1.5億円)

 今季から加入し、序盤は右ウイングとして先発することが多く、右サイドのプレーメーカーとしてチームの快進撃を支えた。しかし、今年2月以降は出場機会が激減。来季が正念場となる。

<MF渡井理己(23、ボアヴィスタ=徳島から期限付き移籍):★★>
(リーグ)15試合1得点1アシスト、(国内カップ)3試合、<合計>18試合1得点1アシスト
市場価格:60万ユーロ(9000万円)→70万ユーロ(1.1億円)

 昨年7月から今年6月までの期限付き移籍。シーズン序盤は後半途中からの出場だったが、昨年10月のリーグ戦で初先発して初得点をあげた。以後、2試合続けて先発したが、その後は控えに逆戻り。厳しいシーズンを送った。

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