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「ショウヘイが、いいね!って」“まさかのバント”も話題の大谷翔平…ヌートバーと後輩が明かす“仲間想い”な素顔「リリーフ陣には必ず感謝」
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byJIJI PRESS
posted2023/03/17 17:17
イタリア戦、大谷のピンチを好リリーフで救った伊藤大海を、誰よりも嬉しそうに出迎えた大谷翔平
伊藤大海を労った大谷…「リリーフ陣には必ず感謝」
〈証言2〉
「僕らリリーフ陣が登板して抑えた時、必ず感謝してくれる」
ジミー・ハーゲット(エンゼルス投手)/NumberWeb 2022年10月6日配信https://number.bunshun.jp/articles/-/854850
イタリア戦では5回表に大谷が2失点。降板した大谷から、伊藤大海がその後を継ぐ形でマウンドへ。そして見事に後続を抑えると、大谷は誰よりも大きなリアクションでベンチを飛び出し、伊藤を出迎え労っていた。その姿に、大谷の人間性を感じ取ったファンも多かったのではないだろうか。
大谷のチームメートへの“感謝の気持ち”は、侍ジャパンでもエンゼルスでも変わらないようだ。エンゼルスのリリーフとして大谷を支えるハーゲットは、以前こう明かしていた。
「僕らリリーフ陣が登板して抑えた時、必ず感謝してくれる。ナイスガイで、いいチームメートだよ」
昨シーズン、投手としてメジャー自己最多の15勝を挙げた大谷。しかし実は、9回を一人で投げ切った試合はない。二刀流のためのコンディション調整という面はもちろんあるだろうが、大事な場面で必ず大谷は中継ぎ陣に後を任せ、その結果として積み上げた15勝だった。
中継ぎ陣が重要な役割を担うのは、球数制限のあるWBCではなおのこと。今大会ではイタリア戦が最終登板と言われているが、チームメートを信じ、感謝の気持ちを忘れない大谷は、何の心配もなく、今後も打席に集中することだろう。
大谷は、他人に対して決して“イラッ”としない
〈証言3〉
「怒られたことは一度もない」
岸里亮佑(大谷の後輩)/NumberWeb 2022年12月28日配信https://number.bunshun.jp/articles/-/855833
チームメートへの気遣いを忘れない大谷だが、同時に人間関係についてはこのような証言も。花巻東高校、そして北海道日本ハムファイターズで長年にわたり大谷の後輩だった岸里は、その素顔をこう明かす。
「いい意味で捉えてほしいのですが、翔平さんってあまり人に興味がないんですよ。だから他人に対してイラッとすることもないのかなって。怒ったとしても、自分に対してのように思います」
岸里は時にイタズラをされたり、本を貸してもらったりと、上下関係を気にしない性格で後輩に対しても優しかったという大谷。高校時代から変わらないフランクな性格で、大谷は侍ジャパンの“和やかな団結”の中心としても存在感を発揮している。