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冨安健洋の“3年で26億円アップ”がマンガみたいだけど ワールドクラスのセンターバック市場価値1位の“ほぼ100億円男”は… 

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茂野聡士

茂野聡士Satoshi Shigeno

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photograph byJMPA/Getty Images

posted2021/06/14 17:03

冨安健洋の“3年で26億円アップ”がマンガみたいだけど ワールドクラスのセンターバック市場価値1位の“ほぼ100億円男”は…<Number Web> photograph by JMPA/Getty Images

冨安健洋の市場価値の上がり方が物凄い!

ファンダイクやアラバは73億円で……

<CBの「5000万ユーロ」超え市場価値の選手>※2021年6月現在
5000万ユーロ(66億5000万円)
パウ・トーレス(24歳/スペイン/ビジャレアル)、ステファン・デフライ(29歳/オランダ/インテル)

5500万ユーロ(73億1500万円)
ビルヒル・ファンダイク(29歳/オランダ/リバプール)、ダビド・アラバ(28歳/オーストリア/バイエルン→レアル・マドリー)

6000万ユーロ(79億8000万円)
ジュール・クンデ(22歳/フランス/セビージャ)、ダヨ・ウパメカノ(22歳/フランス/RBライプツィヒ→バイエルン)、アレッサンドロ・バストーニ(22歳/イタリア/インテル)、ホセ・ヒメネス(26歳/ウルグアイ/A・マドリー)、ミラン・シュクリニアル(26歳/スロバキア/インテル)

7000万ユーロ(93億1000万円)
ラファエル・バラン(28歳/フランス/R・マドリー)

7500万ユーロ(99億7500万円)
マタイス・デリフト(21歳/オランダ/ユベントス)、ルベン・ディアス(24歳/ポルトガル/マンチェスター・C)、マルキーニョス(27歳/ブラジル/PSG)

 まさに錚々たる面々である。バロンドール獲得も期待されたファンダイク、アラバのサイドバックどころかウイング的な役割までこなせる超マルチロールぶりには「もうちょっと市場価格アップしても……」と思ったが、それぞれ各メガクラブの中心を任されるだけの能力を見せている。

 あと、ウパメカノをバイエルンに送り出したRBライプツィヒ、クンデとジエゴ・カルロス(4500万ユーロ)がいるセビージャはきっと、市場価値を見極めた“いい商売”を狙っているんだろうなあ……とも思ってしまう。

冨安に近い価格帯の選手も名が通っている

 余談はともかく、冨安と近い市場価格の選手も見てみた。

2500万ユーロ(33億2500万円)
クレマン・ラングレ(25歳/フランス/バルセロナ)
アレッシオ・ロマニョーリ(26歳/イタリア/ミラン)
2400万ユーロ(31億9200万円)
ビクトル・リンデロフ(26歳/スウェーデン/マンチェスター・U)
2200万ユーロ(29億2600万円)
エリック・ダイアー(27歳/イングランド/トッテナム)
2000万ユーロ(26億6000万円)
エリック・ガルシア(20歳/スペイン/マンチェスター・C→バルセロナ)
1800万ユーロ(23億9400万円)
ジョエル・マティプ(29歳/カメルーン/リバプール)

 多少の年齢の差異はあるとはいえ、彼らと同じくらいの価値がすでにあるとみると……冨安が相当認められているのだなと嬉しくなる。

 移籍市場の“ウワサ”で、ここ近年進境著しいアタランタへの移籍話が出ている冨安。さらなるキャリアアップを果たせば、マンガでも「現実味なさすぎ!」と言われるくらいのスゴいストーリーと市場価値アップを今後も果たすかもしれない。ぜひ「日本サッカー最強のセンターバック」への道を歩んでほしいものだ。

マンガ『Mr.CB』第1話~第3話が関連記事からご覧になれます!>

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