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八村塁「バスケ漬けにならないと…」18日ぶりの実戦復帰後に見せた“今まで一度もなかった意外な姿”とは? 

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杉浦大介

杉浦大介Daisuke Sugiura

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posted2021/02/02 17:01

八村塁「バスケ漬けにならないと…」18日ぶりの実戦復帰後に見せた“今まで一度もなかった意外な姿”とは?<Number Web> photograph by Getty Images

1月29日、18日ぶりの復帰戦に臨んだ八村だったが、開始からリズムに悪くいまひとつに終わった

 筆者の記憶にある限り、昨季、NBAの厳しいスケジュールに必死に適応していた八村がゲーム後のコートに姿を現したことは一度もなかった。これもまた、通常からかけ離れた光景だった。

「(隔離期間~復帰戦では)バスケに集中ができていなかった。メンタル的なところで、集中できるような環境を作っていきたいと思っている。バスケ漬けになっていかなければいけないなと思いました」

 30日の会見で、異例の居残り練習をこなした理由を八村はそう説明していた。何かやっておきたい課題があったわけでも、運動量が足りなかったわけでもなく、何より、気持ちを戦闘態勢に戻すための作業だった。いわゆるニューノーマルの中でも力を出すための工夫。それと同時に、コート上で過ごせる限られた時間を最大限に生かしたいという気持ちの表れだったに違いない。

ほとんど手探りで臨む「NBA2年目」

 “日常感”が完全に消えた中で、他のすべての選手同様、ほとんど手探りで臨まざるを得ない八村のNBA2年目はまだまだ始まったばかりだ。依然として終わりが見えないパンデミック。私たちはこれから先も、これまで目にしたことがない数多くのシーンを目撃する準備をしておくべきなのだろう。

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