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「不快の念」を努力で消すも浮き彫りとなったタトゥー問題。~ボクシング界に変化が?~

posted2021/01/26 08:00

 
「不快の念」を努力で消すも浮き彫りとなったタトゥー問題。~ボクシング界に変化が?~<Number Web> photograph by KYODO

田中(左)との一戦でタトゥーが露わに。昨年8月、井岡は「ダメと言われたら海外でやろう」と発言していた

text by

前田衷

前田衷Makoto Maeda

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KYODO

 師走は複数の試合で「世代交代」を迫る若手に対しベテランが敢然と逆襲する姿が印象的だった。

 4年ぶりにプロ復帰した37歳の高山勝成が現役の世界ランカー小西伶弥に完勝する“番狂わせ”を演じたのが最初のサプライズ。続いて大晦日の井岡一翔。「世代交代」を高言して挑んだ田中恒成をものの見事なカウンターで倒し返り討ちにした。

 久々にいいものを見せられてすっかり高揚した気分で新年を迎えていたら、井岡の二の腕のタトゥーの露出過多がネットで論議を呼んでいると聞き驚いた。一般メディアもこれを取り上げてコトはさらに大きくなり、タレントなども続々と意見を表明する騒ぎとなっている。

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