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柴崎岳が闘うリーガのリアル 雨ざらしの客席、無観客も住宅屋上で観戦…新着写真を見る
posted2020/10/05 20:00
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph by
Daisuke Nakashima
今シーズンからレガネスに移籍した柴崎岳は、現地時間4日に開催されたラ・リーガ2部第4節、カステジョン戦に先発出場した。チームはアウェーマッチで昇格組相手に0-2と敗れたものの、左ボランチの位置に入った柴崎はビルドアップに参加するなどゲームを作ろうと奮闘した。
柴崎が奮戦した一戦、現地で撮影した日本人フォトグラファー中島大介氏から、現地新着写真が届いた。柴崎の凛々しいプレー中の表情、日本からはなかなか知ることのできないリーガ2部のスタジアムの雰囲気を少しでも味わってもらいたい。
(1)「リーガを体感しろ」テープ
撮影のカメラポジション用に貼ってあったというテープ。スペイン語で刻まれている文字は「リーガと一体になろう」という意味だが、そこから転じて「リーガを体感しろ」的なニュアンスになるという。ただ観客がスタジアムに入れない今、ちょっとシュールな文言となっている。
(2)スタジアムはこんな感じ
レアル・マドリーのサンチャゴ・ベルナベウ、バルサのカンプ・ノウ、アトレティコのワンダ・メトロポリターノなど、リーガのメガクラブの本拠地は華やかな印象がある。ただその一方で客席に屋根がないところも多く、カステジョンの本拠地の客席も多くが雨ざらしとなったり、客が入っていない場所は放置されていて汚れている場所が多いとのこと。新型コロナウイルス禍ということもあり、掃除を担当するスタッフはマスク姿で作業していた。