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楽天連勝、力投の塩見貴洋に今季初白星!
浅村栄斗、鈴木大地の強振で大量得点。
text by
NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyodo News
posted2020/07/09 21:12
楽天の先発、塩見貴洋。見事な力投で今季初白星をマークした。
<7月9日 パ・リーグ>
ソフトバンク 1-9 楽天
楽 1 0 0 0 4 4 0 0 0 : 9
ソ 1 0 0 0 0 0 0 0 0 : 1
勝:塩見貴洋 1勝2敗
負:バンデンハーク 1勝1敗
9日、PayPayドームではソフトバンクー楽天の試合が行われた。ソフトバンクはこの試合に勝てばホーム球場での通算勝利数が1000となる。2試合連続本塁打中の柳田悠岐や、先月2本の本塁打でバンデンハークに初勝利を贈ったバレンティンの活躍が期待された。対する楽天は浅村栄斗が4試合連続本塁打中。球団新記録となる5試合連続本塁打で先発塩見貴洋を援護できるかに注目が集まった。
1-1の同点でむかえた5回表、楽天が試合を動かした。一死満塁の場面、鈴木大地がレフトへタイムリーツーベースを放ち、2点を追加して勝ち越した。なおも一死二、三塁のチャンス、続くブラッシュにもタイムリーヒットが出てさらに2点。好投を見せていたソフトバンクバンデンハークを見事に攻略した。
6回の途中バンデンハークをマウンドから引きずり下ろしたのちも、後を継いだ川原弘之、津森宥紀を相手に楽天打線は止まらず、浅村栄斗や島内宏明のタイムリーで4点を追加。浅村の5試合連続本塁打はならなかったものの、ソフトバンクを大きく突き放した。
投げては先発の塩見が7回107球を投げて1失点と力投した。塩見は今シーズン2戦2敗と結果が出ていなかったが、背水の陣で臨んだこの試合で今季初勝利をあげた。