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2年目右腕・梅津晃大が力投、中日連敗ストップ!
ビシエド豪快2発&A・マルティネスにも初安打!
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NumberWeb編集部Sports Graphic Number Web
photograph byKyodo News
posted2020/07/05 17:52

今季2勝目を挙げた中日・梅津晃大[撮影別日]
<7月5日 セ・リーグ>
巨人 4-6 中日
中 0 2 1 0 2 0 0 0 1 : 6
巨 0 0 2 0 0 1 0 1 0 : 4
勝:梅津晃大 2勝1敗
S:岡田俊哉 3S
負:サンチェス 2勝1敗
巨人の3連勝を阻止したい中日は2回表、この日1番に入った溝脇隼人がタイムリースリーベースで幸先よく2点を先制。続く3回にも3番・福田永将、4番・ビシエドの連続安打で1点を追加し、ここまで2勝の巨人先発・サンチェスをKOした。
投げては先発した2年目・梅津晃大が好投。3回裏に巨人・丸佳浩のタイムリーで2点を失い、さらには打球が右足首に直撃するアクシデントもあったが、気迫のピッチングで巨人にリードを許さない。ビシエドの豪快な2ランで援護をもらった梅津はその後も崩れることなく耐え凌ぎ、6回104球7奪三振、被安打5。187センチの長身から繰り出す速球と変化球で巨人打線を3失点に抑えた。
中日は8回裏、粘る巨人に1点差に迫られ、なおも満塁のピンチを迎えたが、3番手・Rマルティネスが大城卓三を内野フライに打ち取ると、9回にはビシエドにこの日2本目のホームランが飛び出し、試合を決定づけた。
今季2勝目を挙げた梅津をサポートしたのは、7月1日の支配下登録から初の先発マスクを被ったA・マルティネス。球界20年ぶりとなる外国人捕手として注目を集めるキューバ出身の24歳は、3安打と打撃でも存在感を見せつけた。与田剛監督も期待する若きバッテリーの活躍で連敗を脱出した中日は、次戦は本拠地ナゴヤドームにヤクルトを迎える。巨人は今季初の遠征となる甲子園で阪神と対戦する。
