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福永祐一と藤原師が惚れ込む才能。
ミヤマザクラ、1600mの壁に挑む。
text by
平松さとしSatoshi Hiramatsu
photograph bySatoshi Hiramatsu
posted2020/02/21 17:30
初めてコンビを組んだ福永祐一は、24年連続のJRA重賞勝利となった。
桜花賞は1600m、対応出来るか。
これら兄達の活躍をみると、おそらくミヤマザクラ自身も距離が延びて良さが出るのではないだろうか……。それだけに今回クイーンCを勝ったものの、桜花賞では再び距離が課題となると推察されるのだ。
ここで再び指揮官の言葉を記そう。
「血統的にもっと距離が延びて良いのは確かでしょう。でも、今はマイルに対応出来るように作っていきます。今後も成長させながらまずは桜花賞へ向かわせます。決して単純な作業ではないけど、能力があるのは分かっているので、何とか対応出来るように仕上げていきます!」
藤原英昭調教師と福永祐一騎手。それぞれの分野でトップに立つホースマンが、若い3歳牝馬をどのように頂点まで導くのか……。これからも注目していきたい。