「リバプール、待ってろよ！」

　フラメンゴの選手たちは24日昼前にリオへ凱旋。オープントラックに乗って市の中心部をパレードし、数十万人の歓呼に応えた。

　フラメンゴは、ブラジルリーグの第34節（全38節）を終えて2位パルメイラスに勝ち点13の大差をつけていた。24日、パルメイラスが敗れたため、4節を残して優勝が決まった。わずか2日の間に、2つの重要なタイトルを手に入れたのである。

「赤と黒の軍団」は、12月にカタールで行なわれるクラブW杯に南米王者として出場する。準決勝でアジア王者とアフリカ王者の勝者を倒せば、決勝でおそらく欧州王者リバプールと対戦する。

　1981年、ジーコ率いるフラメンゴは第2回トヨタカップで優勝したが、そのときの相手がリバプールだった。フラメンギスタたちは「リバプール、待ってろよ」のコールを繰り返し、38年ぶりに同じ相手を倒して再び世界の頂点に立つことを熱望している。

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