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四宮邦泰(スポーツ能力測定)~スポーツの現場で働く“プロ”に直撃!~
text by
木崎伸也Shinya Kizaki
photograph byShinya Kizaki
posted2018/02/13 07:00
四宮邦泰さん。
【スポーツ能力測定】
能力的に見て最も向いているスポーツはどれなのか。自分のことであれ、あるいは自分の子供のことであれ、知りたいと思った経験はきっと多くの人にあるだろう。そんな関心に応えてくれる“測定会”が行われている。
能力的に見て最も向いているスポーツはどれなのか。自分のことであれ、あるいは自分の子供のことであれ、知りたいと思った経験はきっと多くの人にあるだろう。そんな関心に応えてくれる“測定会”が行われている。
かつて東ドイツでは、4歳になったらすべての子供がスポーツ適性検査を受けることが義務付けられていた。身長・体重、スピード、ジャンプ力、速筋・遅筋の比率などが測定され、向いているスポーツが教えられる。たとえば、のちにサッカードイツ代表で主将になるミヒャエル・バラックが勧められたのはスピードスケートだった。運動神経がいい子供がいろいろな競技に触れる機会を作り、五輪のメダル数を増やそうという国家戦略だ。とはいえ強制ではなく、結局バラックがサッカーを選んだように、選択の自由が与えられていた。