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“こけし弾”本間の初戴冠に目頭を熱くさせた年末年始。~ベルトや賞に全く縁がなかった男の逆襲~ 

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門馬忠雄

門馬忠雄Tadao Monma

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photograph byNIKKAN SPORTS

posted2016/01/28 16:30

“こけし弾”本間の初戴冠に目頭を熱くさせた年末年始。~ベルトや賞に全く縁がなかった男の逆襲~<Number Web> photograph by NIKKAN SPORTS

1月4日の新日本プロレス東京ドーム大会でカール・アンダーソンにこけしを決める本間。

 年末から年始にかけ、何度涙しただろうか。ベルトや賞には全く縁のなかった男が、'15年度「プロレス大賞」の技能賞をものにした。新日本の“こけし弾”本間朋晃のことだ。

 昨年の12月7日、大賞選考会で技能賞受賞が決定し、東京スポーツの担当記者が本間に電話をした際、ビックリして「食べていたうどんが鼻から飛び出したよ。本当に俺でいいんですか!」と泣いてコメントしたと聞く。

 筆者も選考委員の一人だ。本間の歓喜の姿が、'77年同賞獲得の星野勘太郎の喜びの瞬間と脳裡で重なった。「俺、この賞、本当に欲しかったんだよ」と筆者に抱きついてきた星野。後に黒い軍団、魔界倶楽部を率いて「ビッシ! ビッシ!」のセリフを吐いた強面のレジェンドは、39年前、本間のようにガッツのある好青年だった。

この記事は雑誌『Number』の掲載記事です。
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本間朋晃

プロレスの前後のコラム

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