真中満の名言
ぼくがルールを変えた。歴史に名前を刻めたと思います。失敗がいいことに変わることだってあるんですよ。
真中満(プロ野球)
2015年のドラフト会議。主役の座をさらったのはヤクルトの監督だった真中満である。東京六大学の通算安打記録を48年ぶりに塗り替えた明治大学の高山俊を、阪神とヤクルトが1位指名。抽選券を引いた真中は、NPBのロゴマークが見えた瞬間に両手を高く揚げた。だが、NPBマークは当たり外れに関係なく印字されており、当たりには「交渉権獲得」の判が押されている。阪神・金本知憲監督の手中にそれはあったが、真中の喜びように圧倒され、中身をしっかりと確認することなく席に戻ってしまった――。同様の勘違いが再び起こることを防ぐため、翌'16年のドラフト以降、抽選券からNPBマークは消えた。現在は野球解説者として活躍する真中は、「歴史に名前を刻めた」と明るく話す。
Number963号(2018/10/11)
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