米田功の名言 

練習しないで強い選手じゃなくて、練習して強い選手がいい。

米田功(体操)

2004年アテネ五輪では日本のエースとして団体で金メダルを獲得した米田だが、活躍し始めたのは社会人になってからで“遅咲きのエース”と呼ばれていた。大学4年時、1999年の世界選手権では練習態度の悪さから推薦を得られず、派遣されなかった。「少ない練習で強いのがカッコいいと思ってたんですよ。いま考えたら、本当にアホな考え方なんですけど。髪の毛も茶色で、NHK杯に勝った時は『茶髪の21歳』とか新聞に書かれて(笑)。それで協会の先生たちも評価しなかったんだと思います」。その後シドニー五輪代表選考会のNHK杯で惨敗。「シドニーは絶対に出られると思ってたんで、あれに外れて、考え方、変わりました。他人は関係なしに練習する。そういう感じになりました」。挫折と悔しさは、男を変えるのだ。

Number602号(2004/05/13)

  • <<  前の名言
  • 次の名言  >>

米田功の最新記事

アテネ2004体操男子団体メンバーに滑り込みで選出→金メダル獲得で日本体操界の未来を託された水鳥寿思の人生「わらしべ長者じゃないですが…」

Sports Graphic Number

アテネ2004体操男子団体メンバーに滑り込みで選出→金メダル獲得で日本体操界の未来を託された水鳥寿思の人生「わらしべ長者じゃないですが…」

矢内由美子Yumiko Yanai

PR

2024/07/10

アテネ体操金・米田監督の徳洲会改革。「普通のルートは崩壊しつつあるから」

オリンピックPRESS

アテネ体操金・米田監督の徳洲会改革。
「普通のルートは崩壊しつつあるから」

宝田将志Shoji Takarada

体操

2020/08/21

名言を探す

人物
競技

ページトップ