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皐月賞で評価を変えたサンリヴァル。
調教師+騎手、藤岡親子の挑戦。 

text by

平松さとし

平松さとしSatoshi Hiramatsu

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photograph byShiro Miyake

posted2018/04/18 07:30

皐月賞で評価を変えたサンリヴァル。調教師+騎手、藤岡親子の挑戦。<Number Web> photograph by Shiro Miyake

血統的に地味なこともあってか皐月賞では人気薄だったものの、結果は2着。一躍世代の上位陣として注目度が上がった。

GIの初表彰台がダービーの可能性も。

 今年でデビュー15年目となる藤岡佑介。彼から「香港へ行ってみたいので助けてくれませんか?」と言われたのは2007年の事だった。

 12月に彼の地ではインターナショナルジョッキーズチャンピオンシップという企画が行われる。世界中から名騎手を集めて複数のレースでポイントを争うワールドオールスタージョッキーズシリーズの香港版だ。これが水曜日に開催されることから、佑介は後学のために見学に行きたいと言ったのだ。

 こう言ったやる気はすぐに報われた。翌'08年、お手馬であるスーパーホーネットが香港に遠征。勝利することは出来なかったものの、前年に訪れた際、シャティン競馬場も視察していたから勝手が分かった。

 その後はフランスへも積極的に訪れた。レースに乗れる保証はなかったが、日本語の通じないいつもとは違う環境に身を置くことは、間違いなく成長を促した事だろう。

 今年は年頭から勝ち鞍を伸ばし4月15日現在で24勝。昨年が36勝だからその躍進ぶりがうかがえる。そんな彼がまだGIを勝っていないのは不思議だが、競馬の神様は必ずや見てくれている。GIでの初めての表彰台が日本ダービーという大舞台になることも夢物語ではないだろう。

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