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大坂なおみの快進撃は'18年も続く。
「ベイビー・セリーナは光栄よ」 

text by

生島淳

生島淳Jun Ikushima

PROFILE

photograph byHiromasa Mano

posted2018/01/17 08:00

大坂なおみの快進撃は'18年も続く。「ベイビー・セリーナは光栄よ」<Number Web> photograph by Hiromasa Mano

男子顔負けのパワーテニスを見せる大坂。2018年、世界を震撼させるプレーを見せるか。

ベイビー・セレーナ? とっても、うれしい!

「ランキングでトップ10に入れば、組み合わせはだいぶ楽になりますよね。でも、ポイントを意識し過ぎると、ストレスが溜まってしまうかもしれない。ここで勝たないと……といった余計なプレッシャーは不必要なものでしょう?」

 大坂本人は、淡々と、来年に向けて準備を整えているといったところだ。

 ただ、これからはメディアも彼女のことを放ってはおかない。すでに、全米オープンの最中には、アメリカのメディアが大坂のことを「ベイビー・セリーナ」と呼び始めた。強力なサービスを武器に試合を組み立てる大坂のプレースタイルが、セリーナ・ウィリアムズを彷彿とさせたからだ。そう呼ばれることについて、大坂自身はどう感じているのか――。質問すると、パッと笑顔がはじけた。

「とっても、うれしい! セリーナは私が憧れ、そして尊敬してきた選手だから。私のゲームスタイルは彼女の影響を受けているし、彼女にちなんだニックネームで呼ばれるなんて本当に光栄」

 2017年10月に20歳を迎えた大坂。ベイビー・セリーナは2018年、大きな飛躍を遂げるだろう。

(Number937号『大坂なおみ「コートでブレない私でいたい」』より)

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大坂なおみ
セリーナ・ウィリアムズ

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