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WBC、菅野ら先発陣も救援起用を!
データから見るリリーフの重要性。 

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ナガオ勝司

ナガオ勝司Katsushi Nagao

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posted2017/02/03 11:00

WBC、菅野ら先発陣も救援起用を!データから見るリリーフの重要性。<Number Web> photograph by Naoya Sanuki

今回の侍ジャパンのメンバーを見るとリリーフのスペシャリストを中心に構成した印象だ。

メジャーで2年連続25発の強打者がイスラエル代表に?

 イスラエルにはオランダのボガーツのように突出した選手はいないが、ファルド外野手(昨季アスレチックス)やデイビス一塁手(昨季ヤンキース)らのメジャーリーガーが参加を表明しており、マーキー投手やフリーマン内野手、ラバーンウェイ捕手などの元メジャーリーガーが顔を揃えている。

 噂によると本来は米国代表に選ばれるべき実力者で、2年連続25本塁打以上のペダーソン外野手(ドジャース)や、昨季インディアンスのア・リーグ優勝に貢献したキプニス内野手にもイスラエル代表の資格があるという。もし彼らが参加すればイスラエルにとっては“ドリームチーム”の誕生であり、2次ラウンドに進出してくれば日本の強敵になることは間違いない。

菅野の救援登板も考えておくべきだろう。

 WBC連覇時の日本には先発に松坂大輔という大黒柱がいて、2006年は上原浩治、2009年は岩隈久志が松坂に匹敵する投球を見せた。そして、彼ら以上に抑えの大塚晶則、薮田安彦、藤川球児、清水直行、馬原孝浩といった救援投手陣の存在が重要だった。

 今回もやはり大事なのは2人目以降に投げる投手たちだ。中盤に登板しそうな牧田和久や宮西尚生、抑え候補の平野佳寿や松井裕樹らがどこまで調子を上げられるかはかなり重要であり、2009年大会の決勝戦でダルビッシュ有が試合を締めたように、「もう1点もやれない」という緊急時には先発投手の救援登板も考えておくべきだろう。

 もっとも、今回から導入される新ルール=ラウンド毎に投手を2人まで入れ替えることができる「予備投手制度」を使って、2次ラウンド進出前か決勝ラウンド進出前に、そろそろ仕上がってくる頃の日本の投手たちを2人ほど補強できれば、最高なのだが――。

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