チーム間で足並みを揃えることになるだろうが……。

　一方で、「なんらかの改革は必要。今のままでいいとは思っていない」という意見や、「今回の話が全部正解だとは思いませんが、1バレーボールファンとして、やってほしいなと思います。バレー選手もプロになればいいし、移籍の自由化やドラフト制もやっていかなきゃいけないと思う」という前向きな意見もある。

　どの意見もまだ個人のものであって、チームとしての結論は出ていない。どこかのチームだけが参加、または不参加というのはリスクが伴うため、今後、チーム間で情報交換をしながらある程度足並みを揃えることになりそうだ。

　今度こそ改革は実現するのだろうか。

　ただ万が一、11月30日までに参入希望チームが6チームに至らなかったとしても、過去に繰り返されたように変革の流れを途絶えさせるのではなく、継続して議論を重ねていくことが必要ではないだろうか。