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遠藤航、ダービーで悔やんだ2失点。
リオで必須の「ふとした時の集中力」。
text by
戸塚啓Kei Totsuka
photograph byJ.LEAGUE PHOTOS
posted2016/07/20 17:30
大宮との“さいたまダービー”では2失点を喫した遠藤だが、相手の決定機をシュートブロックする場面もあった。
「アンダー世代でやってきたものすべてを出して勝つ」
U-17とU-20のワールドカップには出場できなかった。リオ五輪は自身初の世界大会である。気持ちが昂ぶらないはずがない。
「けっこう長い間、一緒にやっている選手は多くて。アンダー19のときからずっと世代別代表に入り続けている選手も多いので、そこはうん、ホントに集大成と言っていい大会になると思います。アンダー世代でやってきたものをすべて出して、勝って終わりたい。テグさんはメダルを獲ると言っているし、僕ら選手もホントにメダルを目標にしています」
浦和レッズで背番号6を背負い、オリンピック代表では背番号3が馴染む彼──遠藤航は、穏やかな表情のなかに強い意思を感じさせ、7月19日からの国内トレーニングに臨んでいる。
ナイジェリアとのグループリーグ第1戦は、14日後に迫ってきた。