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最高の選手、指導者になれたはず……。
至極のスケーティング、小塚崇彦の引退。 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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photograph byAsami Enomoto

posted2016/03/18 11:15

最高の選手、指導者になれたはず……。至極のスケーティング、小塚崇彦の引退。<Number Web> photograph by Asami Enomoto

引退後は所属していたトヨタ自動車で会社員として働くことを選んだ、元世界選手権銀メダリストの小塚。

なぜ、氷上を去ってしまうのか……。

 だが、引退を告げる言葉には、「氷上を去る」とあった。

 予想にはないひとことだった。

「フィギュアスケート、ほんとうに好きなんですよ。人生そのものみたいな感じですね」

 そんな言葉も思い出された。

 それだけの思いを抱きながらの決断は、本人なりに熟考に熟考を重ねての結論だろう。その心中は本人にしか分からない。もちろん、人生にはいろいろなことが起きて、先々は分からない。

 ひとまずは、4月17日の「スターズ・オン・アイス」最終公演が、最後の氷上での姿となる。

 屈指のスケーティングとともに生き、存在感を放ってきた小塚崇彦の、フィナーレとなる。

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