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大迫勇也、ヴォルフスブルク戦後に。
オーバーエイジ枠報道について語る。 

text by

ミムラユウスケ

ミムラユウスケYusuke Mimura

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photograph bySports Graphic Number

posted2016/02/12 07:00

大迫勇也、ヴォルフスブルク戦後に。オーバーエイジ枠報道について語る。<Number Web> photograph by Sports Graphic Number

「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」、配信は毎週金曜日の予定です。

ブンデスリーガで戦う日本人選手の最新事情が満載の
メルマガ「ミムラユウスケのブンデス日本人戦記」。
中身をちょっとだけ……特別にご紹介いたします!

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 ●今週の目次
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 【1】ブンデスリーガ第19節/ヴォルフスブルクvs.ケルン
      大迫勇也、日本国内のオーバーエイジ枠報道について……。

 【2】ブンデスリーガ第20節/ハノーファーvs.マインツ(1)
      山口蛍「こんなに速くカウンターに行くのは、初めての経験」。

 【3】ブンデスリーガ第20節/ハノーファーvs.マインツ(2)
      酒井宏樹「蛍の周りの選手がもっと助けないといけなかった」。

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 【1】ブンデスリーガ第19節/ヴォルフスブルクvs.ケルン
      大迫勇也、日本国内のオーバーエイジ枠報道について……。

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 31日、ケルンは強豪ヴォルフスブルクとのアウェーゲームに挑んだ。ケルンは相手の攻撃の起点をつぶすために3ボランチに近い4-5-1を採用。前節にセカンドトップで先発した大迫勇也はベンチからのスタートとなった。

 ケルンの立てた作戦は、ヴォルフスブルクの攻撃の起点となるダブルボランチに対して激しくチェックに行くこと。これが功を奏したため、ヴォルフスブルクがボールを持つ時間こそ長かったものの、互角の展開が続いていた。

 0-0のまま後半を迎えると、ヴォルフスブルクがミスを犯すシーンが目立ち始めた。しかし、ケルンはフィニッシュの精度を欠き、相手のミスを上手くゴールに結びつけられないまま時間が過ぎていった。

 そんななかで67分、ヴォルフスブルクは速攻からのクロスにドラクスラーが合わせて、先制を果たす。しかし、ケルンも直後に3-4-3へと変更。75分にカウンターからモデストが決めて、同点に追いつく。

 そこから試合は均衡状態に。終盤にモデストが負傷したため、大迫が90分に交代で出場。試合はそのまま1-1で終わった。

「でも、勝ちたかったですね」

 この翌日は練習が休みだということもあり、試合に出なかった選手と出場時間のなかった選手たちは試合後のピッチの上で、走り込みを行なっていた。そのメニューをこなした直後に取材エリアに現れた、大迫は息を切らせながらも、丁寧に取材に答えていった。

――強豪相手にアウェーでの引き分けは、必ずしも悪くはない結果だと?

「そうですね。でも、勝ちたかったですね。今日は相手が良くなかったので、チャンスでした……。でも、(今年に入ってからの)初戦で負けていたから、引き分けでも良い感じはありましたけど」

【次ページ】 誰が言ったんですかね(苦笑)。

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