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「龍一君の手」が決めたペアの縁。
高橋成美&木原龍一、奇跡の1年。 

text by

野口美惠

野口美惠Yoshie Noguchi

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photograph byShinya Mano/JMPA

posted2014/02/12 12:20

「龍一君の手」が決めたペアの縁。高橋成美&木原龍一、奇跡の1年。<Number Web> photograph by Shinya Mano/JMPA

団体戦の直後、「60点くらいの出来です。もっとちゃんとできるのに、本番で力を出し切れないのは、まだまだということです」とコメントし、次回の五輪挑戦に意欲を新たにしていた木原龍一。

「またこの場に戻って来たい。今度はメダルを」

 続く個人戦では、団体戦での小さなミスを反省しあい、デススパイラルやリフトで落ち着いて技をこなした。団体戦よりも点を伸ばし、48.45点での18位。2人の1年がかりの挑戦は、ショートで終了した。

「1年前からここまで過ごしてきて不思議な気持ちです。でも人生のプラスになる経験でした」と悔しさをこらえながら木原は話した。

 2人はソチ五輪を1つの目標に結成された。来期以降のことを約束している訳では無い。しかし、どちらともなくこう言った。

「またこの場に戻って来たい。今度はメダルを目指す立場になって」

 2人は五輪閉会式まで待たずにソチを離れ、3月の世界選手権に備えることを決めた。気合いは十分。世界で戦うペアになるために、本当のスタートを切った。

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