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<トップアスリートが語るアミノ酸の必要性>
入江陵介 「リオデジャネイロに向け、初心に帰ってスタートしたい」 

text by

松原孝臣

松原孝臣Takaomi Matsubara

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photograph byAsami Enomoto

posted2013/07/25 06:01

<トップアスリートが語るアミノ酸の必要性> 入江陵介 「リオデジャネイロに向け、初心に帰ってスタートしたい」<Number Web> photograph by Asami Enomoto

「いい意味で今年と来年は試せる期間だと思う」

 ロンドン後、入江はリオデジャネイロ五輪を目指すと表明した。メダルを3つ手にしたとはいえ、目標の金メダルではなかったことが悔しかったからだ。

「リオへ向けては、いったんリセットして、初心に帰ってスタートしたいと考えていた」と言う入江は、先々をしっかりと見据えている。

「まずは1年1年、しっかり代表に入ること。やっぱりどんな状況でも世界のトップスイマーに入り続けることが大事だと思いますから。また、いい意味で今年と来年は試せる期間だと思うので、この2年間で自分の泳ぎや気持ちの部分を作っていきたいと思っています」

さらなるキャリアを重ねるために、より一層自分の体と向き合う。

 続けてこう語った。

「結果ももちろんですが、若い選手も増えてきたので、水泳の部分だけじゃなく、プライベートとかふだんの部分でも気軽に相談してもらえるような頼られる存在になれれば。日本代表のチーム作りにも貢献できればいいかなと思っています」

 キャリアをさらに重ねていくために大切なのは、何よりも体だ。

「年齢が上がるにつれ、疲労が抜けにくくなったり、今までとは違ってくる。しっかり自分の体と向き合いながら、アミノ酸もずっと継続していきたいですね」

 日本代表の主軸であろうという決意とともに、入江陵介は一歩一歩、着実に歩んでいこうとしている。

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