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夏の水分補給に携帯したい
真空断熱スポーツボトル。
text by
高成浩Seikoh Coe(POW-DER)
photograph byTomoki Momozono
posted2010/07/27 06:00
ウォーキングやジョギング、サイクリングといった、汗をかく有酸素運動に水分は欠かせない。特に「脱水症」に陥りやすい夏のスポーツシーンには、こまめな水分補給が必要になる。
発汗などによって体内の水分が失われ、全身の臓器の機能が著しく低下するのが「脱水症」。強い喉の渇きや食欲減退、頭痛、嘔吐を引き起こし、ひどいときには全身が痙攣し、命を落とす危険もある。
そうならないためにも、スポーツボトルに冷たい水を入れて持ち歩きたい。
外気熱をシャットアウトし、液体の冷気を逃さない構造。
この「サーモス スポーツボトルFFD-500」は真空断熱構造で保冷効果が非常に高い。ステンレス二重構造の間を、100万分の1気圧という超高真空状態にすることで、外気の熱をシャットアウトする。しかも二重構造の内瓶が、中に入れた液体の冷気を逃がさない。
さらに外瓶と内瓶の板厚と、その間の空間を可能な限り薄く設計することにより、保冷効果の向上はもちろん、軽く、容量を大きく確保できるようにした。
ちなみに、この保冷効果の基本的原理は1892年に考案された、ガラス製の真空ボトルから変わっていない。その後、真空ボトル開発の先駆けであるサーモスによって、保温・保冷に優れた魔法瓶へと発展。
運動の最中でも飲みやすいスクリュータイプのキャップ。
素材はガラスからステンレスへと変わり、さらには、保冷効果のみに特化したスポーツボトルへと進化。スポーツの現場に合わせた様々な機能を備えた。
そのひとつが、運動の最中でも飲みやすいスクリュータイプのキャップ。さらに、キャップユニットは砂ぼこりが入りにくいよう工夫されている。そして、握りやすいスリムな形状のボディが携帯性を高めている。
まだまだ暑さが続く夏。スポーツや外出時には、スポーツボトルとこまめな水分補給をお忘れなく。
Thermos Sports Bottle FFD-500
ワイド口径により、氷が入れやすくなっている。レッド、ブルー、クールグレーの3色がラインナップ。ボトルのサイズは500cc。キャップと本体を分解し、丸洗いが可能。オープン価格。
(問)サーモスお客様相談室 (電話)0256-92-6696