中川文一の名言

チームを勝たせたい。でも勝つことは難しい。その重い扉をこじ開けるのが楽しい。

中川文一(バスケットボール)

ユニチカ宇治、シャンソン化粧品、富士通と3つのチームの監督を歴任し、アトランタ五輪の女子日本代表監督も務めた名将だが、その道のりは決して順風満帆ではなかった。高みへ突進し、跳ね返されても、ふたたび正面からぶつかっていく。弱小チームを叱咤激励し、やがて強豪へと成長していく苦しい過程こそが楽しいのだと言い切った。

Number714号(2008/10/16)