現在勝率5割以下の13球団で希望が残るのは……。

　では、2011年シーズン、5月末の時点で勝率5割を切りながら（全部で13球団ある）、9月になって世間をあっといわせるようなチームは出てくるのだろうか。

　私の見るところ、ホワイトソックスとドジャースとロッキーズには、わずかながら希望の芽が残されている。

　とくにホワイトソックスは、首位を行くインディアンスが急に失速する可能性があるだけに、まだ見切りはつけられない。バーリー＋フロイド＋ピーヴィの投手陣が踏ん張り、コネルコ＋クエンティン＋ダンの打線が奮起すれば、逆襲の可能性もいくらか残されているはずだ。

　それにしても、ツインズがこうまでひどい目にあうとは……。