玉田圭司の名言
何もできずに終わってしまったなという思いがあって、悔しさだけが残った。自分はいったいこの南アフリカに何をするためにやって来たんだと、そう思うと辛かった。
玉田圭司(サッカー)
南アW杯代表に選ばれた玉田は、メンバー発表直前のセルビア戦で左足内転筋の肉離れを起こしていた。ケガの具合を周囲に伝えぬまま治療に専念。驚異的な回復を見せたが、スタメンの座は奪えない。サポート役に徹しながら出番を待つ玉田にチャンスが巡ってきた決勝トーナメントのパラグアイ戦。岡田監督から「点を取ってこい」と激励されてピッチに立つも、シュートのチャンスはなかった。無力感と悔しさを晴らすかのように、帰国後は自己最多となる13得点をあげ、名古屋グランパスの優勝に貢献した。
Number774号(2011/03/10)
- << 前の名言
- 次の名言 >>
玉田圭司の最新記事

Number Ex
「メッシはなぜ相手を抜けるのか?」中村憲剛が明かす驚愕の体験“メッシの股抜き”とは…「一瞬何が起きたのか分かりませんでした」
中村憲剛Kengo Nakamura
サッカー日本代表・海外サッカー
2024/12/10

“ユース教授”のサッカージャーナル
「監督は隙あらばボールを蹴っている」44歳玉田圭司は“全盛期”を知らない高校生に何を伝えているのか? 同級生たちと追う“第二の青春”
安藤隆人Takahito Ando
高校サッカー
2024/09/20

“ユース教授”のサッカージャーナル
「いきなり全国優勝」44歳玉田圭司はなぜ“高校サッカーの監督”になったのか? “引退後の喪失感”を満たした強豪・昌平高の緊張感
安藤隆人Takahito Ando
高校サッカー
2024/09/20
