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「何を言ってるんだ?って」西武・マキノンが仰天した元同僚・大谷翔平のふとした一言「日本に来て中村さんや栗山さんを見ていたら…」

posted2023/08/07 11:00

 
「何を言ってるんだ?って」西武・マキノンが仰天した元同僚・大谷翔平のふとした一言「日本に来て中村さんや栗山さんを見ていたら…」<Number Web> photograph by JIJI PRESS

打撃でも温かいハートでもチーム内で存在感を増している西武・マキノン

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市川忍

市川忍Shinobu Ichikawa

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 7月31日現在、打率2割6分6厘はパ・リーグ打撃成績の第10位。同リーグに在籍する外国籍選手の中で最も高い打率を残しているデビッド・マキノンだが、彼がライオンズファンに愛される理由は、そのプレーや活躍だけではないようだ。

ファンの心も救ったツイート

 ある日、試合に敗れて意気消沈するライオンズファンのツイートに、マキノンはこのような返信(引用リツイート)を送った。

「私は決して落胆しません。私たちのチームは若く、今は苦戦していますがファンのサポートがあれば乗り越えられるでしょう。(中略)ファンの方々のサポートに感謝します。私はライオンズの一員であることが大好きでライオンズファンが大好きです」

 ライオンズがなかなか勝てず、ファンにもフラストレーションがたまっていた時期である。荒れたタイムラインに現れたマキノンの前向きな言葉に、おそらく多くのファンが勇気づけられたことだろう。

 インタビューの最中、そのツイートの話題に触れると「 Love it!」と繰り返しながらスマートフォンを幾度もタップするジェスチャーを見せた。そんなふうに微笑みを浮かべながらファンのツイートをチェックする姿が想像できる。

「日本に来るのが決まってからTwitterを始めました。今は1万人ぐらいフォロワーがいますが、ファンのコメントを読むのが好きですね」

【次ページ】 初めは手こずった「日本流」

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