JリーグPRESSBACK NUMBER

Jサポ視点のマンガ「日本代表4連戦ハイライト」 江坂vsスンギュのレイソル対決、北九州の“海ポチャ”サッカー場! 

text by

千田純生

千田純生JUNSEI CHIDA

PROFILE

photograph byJMPA/JUNSEI CHIDA(illustration)

posted2021/04/01 11:05

Jサポ視点のマンガ「日本代表4連戦ハイライト」 江坂vsスンギュのレイソル対決、北九州の“海ポチャ”サッカー場!<Number Web> photograph by JMPA/JUNSEI CHIDA(illustration)

フル代表、五輪代表の日本代表4連戦はJリーグサポーター的にも見どころが多かった

<U-24日本代表:アルゼンチンに1勝1敗/気になるあのスタジアム>

 東京五輪を目指すU-24日本代表も、1勝1敗ながら頼もしさを感じさせる2試合でしたね。

 東京スタジアム(味スタ)で開催された第1戦はアルゼンチンらしい試合運びの中で0-1で負けて、“これが本物の金メダル候補か”と思いました。ちなみに妻は決勝ゴールを挙げ、屈強なフィジカルを見せつけたガイチ選手を見て、再び「浦和に(略)」。欧州のビッグクラブも目をつけているらしい有望株の争奪戦、挑むつもりですか……。

 中2日で移動ありというハードなスケジュールの中で、第2戦は3-0で快勝。瀬古(歩夢)選手のロングフィードから、サガン鳥栖で好調の“ビースト”林大地選手の先制ゴールを皮切りに、久保(建英)選手のCKから板倉(滉)選手のヘディング2連発にアルゼンチンの選手が呆然とする姿は、この世代の実力が本物なのだなあと思いました。

 しかし、東京五輪世代は本当に層が厚いですね。

 アルゼンチンの屈強な守備陣に対して体を張った林選手も、堂安(律)選手の負傷によって追加招集されたのがそれを象徴しています。左サイドハーフを見てみても、フロンターレ以外のJ1サポーター誰もが震える三笘(薫)選手のポジション争いのライバルとして、相馬(勇紀)選手がいるんだから……オーバーエイジも含めた「18人」枠争いはとても熾烈になりそう。マリノスを背負って立つコウタ(渡辺皓太)にはJ1で好プレーを見せて、夢舞台に立ってほしいなと心から願っています。

Jサポが期待した「海ポチャ」は残念ながら

 ちなみにJサポ視点で第2戦、ピッチ内以上に注目していたことが。それは会場となった「ミクニワールドスタジアム北九州」の立地です。ウワサでは聞いていたのですが、バックスタンドがホントに海のとなりにある! 誰か大きくクリアすれば「海ポチャ」が見られるんじゃないか……と思ったんですが、両チームとも冷静にボールをつなぐので、歴史的な場面は起きませんでしたね(笑)。

 もちろんテレビ越しでスタジアム全体を見ても「見やすそうなサッカー専用競技場だな」という印象を持ちました。遠征タイミングがハマったらぜひ、アビスパ福岡→ギラヴァンツ北九州の試合を“はしご”してみたいなあ、と思いました。

 代表戦を見てても、やっぱりJリーグって最高ですね!(構成/茂野聡士)

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。

関連記事

BACK 1 2 3
横浜F・マリノス
浦和レッズ
柏レイソル
江坂任
キム・スンギュ
渡辺皓太
松原健
畠中槙之輔
森保一
三笘薫
相馬勇紀
川辺駿
中谷進之介

Jリーグの前後の記事

ページトップ